3/3の収穫物(新)

信長の女 (集英社文庫)

信長の女 (集英社文庫)

とかく残虐超人的なとらえ方をされがちな信様も
清水義範の手にかかれば余裕・かわいげすら感じさせる好人物にw
通説を外した所もあれば通説通りという部分も有りで、
センゴク桶狭間戦記の後に読んだ事で
色々と物書きさんの思考を垣間見れて面白かった。


物語は尾張統一前の辺りに重点があり、安土城建設開始まで。
そこで終わるのかよ!?とも思うけど
この信様じゃ光秀に謀反起こさせない気がするから仕方ないかw
(微妙にソリがあわないという描写はあったけど)
それ以上に題名でもある信様の周りにいた女性について
安土城建設の辺りでもう書ききってしまったから〆ちゃったのかな。


ちょっとタイトルがミスネーミングだったような、
このタイトルから期待する所にはボリュームが足りないとは思った。
★★★★星4つ。
池田恒興に結構出番が有って太閤的にテンションが上がったり^^



メタルギア ソリッド2   サンズ オブ リバティ   (角川文庫)

メタルギア ソリッド2   サンズ オブ リバティ   (角川文庫)

前作メタルギア ソリッド (角川文庫)
文体がひどく堅くてつまらなかったので避けてたものの、
前作とは比べ物にならない出来でビックリ。
反省を活かしたのか、2の設定がマッチしたのか
(そう考えるとMGS1は情報量が少なかったのかもしれん)。


ノベライズ見る人間なんてゲームプレイ前提かもしれんけど、
ビッグシェルの全体図くらい有っても良かったのではと思う。
やってなかったら絶対想像できんよ^^;
★★★☆星3.5つ。
電波大佐までしっかり描写されてるのには吹いたw
要ハサミだ。 61!