傭兵ピエール

傭兵ピエール

傭兵ピエール

(文庫版もアリ→傭兵ピエール 上 (集英社文庫)傭兵ピエール 下 (集英社文庫)
コミックが終わってやっと安心して原作を読めるぜー!ということで読破。
ジャガーになった男 (集英社文庫)』が面白かったので元々安牌だったんだけど。


百年戦争末期という他にあまり例がない舞台ではあるものの、
世界史に詳しくなくてもジャンヌ・ダルクさえ押さえとけば、問題なく読める出来。
コミックを先に読んでおけば情景も想像しやすくてGoodですな(*^ー゚)b
そしてコミック4巻でさらりと終わってしまった感の有る
ジャンヌ救出後のエピソードも山盛り。
書き込まれてる分、原作の方がより報われた感が出ているかなあと。
とは言えジャンヌ救出が物語の山場なので、
コミックでその後の話が端折られたのにも納得は出来る。
山場は終わってるのに次出るのは一年後っていうのもアレだしね。


そんなこんなでコミカライズが巧く出来てたのねと実感できましたよ、
と評価は星★★★★☆4.5つナリー。