感想づけ

去年の12/25より

★★★★星4つナリ。


ドイツ30年戦争中盤のキーパーソン、
スウェーデン国王グスタフ・アドルフの物語。
ドイツ30年戦争なんて世界史の授業では
『戦闘・休戦・略奪の連続で国土は荒廃しました』
程度の扱いだったので、知らないことが多く楽しんで読めた。


ちょっと気になったのが、
プロテスタントの英才教育を叩き込まれてきたグスタフが
北欧神話の神々の存在に(かなり考えている描写はあるけど)
折り合いをつける場面。
多神教な日本人的思考じゃないかなあと考えたりしたり。